今回は、共有フォルダの作成と使用について紹介します。なお、使用している環境は、ホストが「Windows 7」、ゲストが「Ubuntu 10.10」です。
まず、ホストのWindows側で共有するフォルダを作成しましょう。ここでは「マイドキュメント」に「vbshare」という名前のフォルダを作成しました。あとで確認するために、適当なファイルを入れておきます。

次に、ゲストのUbuntuでもフォルダを作成しましょう。「/home/suzuki」に「share」というフォルダを作成しました。コマンド操作がわからなくても、右クリックからフォルダを作成できます。

続いて、VirtualBoxのメニューで、[デバイス]から[共有フォルダ]を選択します。

表示されるダイアログで、右上の[+]をクリック。

さらに次のダイアログで、先ほどWindowsで作成したフォルダを選択します。「フォルダ名」は自動的に入力されるので、そのままでOKです。あと、「永続化する」にチェックを入れたら、[OK]をクリック。そして、元のダイアログに戻って[OK]をクリックします。

次に、ターミナルを起動したらと入力します。
パスワードの入力を求められるので入力。すると、テキストエディタで「rc.local」というファイルが開きます。
適当に改行を行い、「exit 0」より前の行にと追記して、変更を保存します。

以上の操作が終わったら、VirtualBoxのUbuntuを再起動しましょう。Ubuntu側で作った共有フォルダを開くと、Windows側の共有フォルダに入れておいたファイルがあるはずです。

※今回、少しハマったのがVirtualBoxの「Guest Additions」のインストール。Ubuntuのアップデートを行い、カーネルを更新した場合には、再度Guest Additionsをインストールする必要があるとのこと。Guest Additionsのインストールについては、こちらをご参考に。
(関連記事)
VirtualBoxでUbuntu 10.10・まとめ(随時更新)
VirtualBoxでUbuntu 10.10 (11)UbuntuにiPhoneを接続する
VirtualBoxでUbuntu 10.10 (12)UbuntuでWindowsアプリケーションを使う
VirtualBoxでUbuntu 10.10 (13)rootパスワードの設定
0 件のコメント:
コメントを投稿